食品スーパー売上高、9月は8カ月ぶりのプラス、1.2%増

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千葉のスーパー
全国スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の9月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比1.2%増だった。2019年9月と比べても1.9%のプラスだった。千葉県で昨年5月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 全国スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の9月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比1.2%増だった。2019年9月と比べても1.9%のプラスだった。

 前年に巣ごもり需要で売り上げが大きく伸びたことから反動減が続いていたが、8カ月ぶりに前年実績を上回った。内食需要の増加に支えられ、食品は全部門がプラスとなった。生鮮3部門は1.0%増、総菜は4.9%増、日配は1.5%増、一般食品は1.1%増だった。日用品などの非食品は5.8%減だった。

 地域別では、近畿が1.0%減と唯一のマイナスで、中国・四国は横ばい、他の4地域はいずれもプラスだった。関東が3.0%増と最も伸びた。北海道・東北は1.3%増、中部は0.9%増、九州・沖縄は1.7%増だった。

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