食品スーパー売上高、10月の既存店は3.6%の増収、9カ月連続プラス
全国スーパーマーケット協会など3団体が発表した食品スーパー270社の10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比3.6%増と9カ月連続で前年実績を上回った。生鮮3部門を中心に引き続き好調が続いており、前月の0.9%増(確報値)を上回る伸び率となった。
商品部門別では、売上げ全体の3分の1強を占める生鮮3部門が5.8%増だった。日配も2.6%増と堅調だったほか、総菜(1.6%増)と一般食品(1.9%増)も前月のマイナスからプラスに転じた。
地域別では、全国6地域がすべてプラスとなった。北海道・東北が6.6%増と特に好調だった。