ローソンの第1四半期業績はチェーン全店売上高・営業収益・事業利益は過去最高

ローソン(東京都)が7月11日に公表した2026年2月期第1四半期業績(連結2025年3月1日~5月31日)は、チェーン全店売上高が前年同期比5.0%増の7,344億円、営業収益が6.4%増の2,973億円、事業利益が4.2%増の272億円、四半期利益が2.8%減の164億円で、チェーン全体売上高、営業収益、事業利益はいずれも過去最高となった。
全店平均日販は5年連続増加して過去最高の58万4,000円。既存店売上高は、次世代発注システム「AI.CO」やマーケティング施策効果で、4.3%と伸長したほか、客数、客単価についても前年超えを達成した。
事業利益の11億円増は、マーケティング施策効果による既存店4.3%増などでチャージ収入が60億円増、「ハピろー!」などのマーケティング施策費などが50億円減、光熱費などが5億円減、ITコストなどで5億円減、グループ会社で10億円増となったことに起因。また、四半期利益は、支払利息の増加や前年の一時収益の反動減などで4億円減少した。
単体については、チェーン全店売上高が4.9%増の6,408億円、営業総収入が6.3%増の1,058億円、営業利益が前年同期並みの133億円、四半期純利益は3.9%増の238億円となった。






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