週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、「未来のコンビニ」へ向けた取り組みを開始

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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三菱商事、KDDI、ローソンが、「ローソン」の「未来のコンビニ」への変革に向けた取り組みを開始する。KDDIが来春をめどに本社を移転する「TAKANAWA GATEWAY CITY」に「ローソン」2店舗をオープンし、リテールテックの実験ラボとして運営する。スマホレジ、AIサイネージ、店舗業務の最適化、次世代リモート接客プラットフォームなどの機能を導入し、その実証結果をもとに「Real×Tech Convenience」の仕組みを構築して、他店舗への拡大をめざしていく。また、PontaパスやKDDIのオンライン専用ブランド「povo」との連携によって消費者との接点強化を図り、より便利でお得に買物を楽しんでもらうためのサービスも充実させる。(9月17日~23日までのニュースをまとめました)

ローソン

ローソン 
「アバター」を使った仕事体験授業を近畿で初開催

 924日から、京都市教育委員会と連携した小学生向け学習プログラム“わくわくWORK LAND”で、アバターを使った体験型授業を開催する。“わくわくWORK LAND”に設置された、接客業務や商品陳列を学べる体験店舗に、アバター接客を体験できるブースを新たに設置して行うもので、近畿エリアでは初の試みだ。

ソースと具材を増量した生パスタ3

 923日から全国の店舗で、国産小麦100%使用の生パスタを使った「ソースたっぷり カルボナーラ」「ソースたっぷり 北海道たらこ」「ソースたっぷり ボロネーゼ」(いずれも税込599円)を発売。パスタについての自社調査に基づき、3品ともソースと具材を従来品に比べて約25%増量した。

長期保存が可能な“冷凍スイーツ”の新商品

 924日、北海道・東北・関東地区の店舗で、解凍の手間なく冷蔵庫から取り出してすぐ食べられる“冷凍スイーツ”シリーズで、香ばしい香りとキャラメルのコク深い味わいが特長の「塩キャラメルカヌレ」(税込462円)を発売した。ローソンは、長期保存ができ、好きな時に食べられる冷凍食品の開発に力を入れており、20214月から“冷凍スイーツ”の発売を開始し、これまで23種類を販売。今年1月から8月までの“冷凍スイーツ”の売上高は、前年同期比で3割以上の伸びをみせている。

セブン-イレブン
「セブンカフェ ベーカリー」の販売エリアを拡大

 全国の約1000店舗で販売している、店舗のオーブンで焼いて提供する「セブンカフェ ベーカリー」について、2025年月までに販売エリアを広げ、約3000店舗に拡大する。定番のアイテムは、「お店で焼いたふんわりメロンパン」(税抜149円)、「お店で焼いたサクサククロワッサン」(同176円)、「お店で焼いたチョコクロワッサン」(同176円)、「お店で焼いたチョコクッキー」(同186円)、「お店で焼いたバター香るフィナンシェ」(同139円)。

「スープ惣菜」をリニューアル

 野菜やたんぱく質、食物繊維などが摂取できる、具材たっぷりの“食べるスープ”をコンセプトにした新たな「スープ惣菜」を、9月下旬から順次展開していく。

  • 「野菜タンメンスープ」(税抜298円)
  • 「味噌バターコーンスープ」(同298円)
  • 「たんぱく質が摂れる濃厚鶏だし玉子スープ」(同278円)
  • 1食分の野菜 黄金生姜スープ」(同328円)
  • 「クラムチャウダー」(同328円)

 

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記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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