ローソン、フィリピンで大手財閥系と提携、店舗数を500店に拡大

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ローソン
現在55店にとどまる店舗数を23年度までに約9倍に増やす

 ローソンは10月11日、フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーション系の企業と業務提携すると発表した。提携を機にフィリピンで現在55店(9月末時点)の店舗数を23年度までに500店舗規模に拡大することを目指す。

 提携するのは物流、インフラストラクチャー事業などを展開するACインフラストラクチャーホールディンスコーポレーション(マカティ市)。同社の知見を生かして、フィリピンでの出店を加速する。また、アヤラグループが展開するEC(インターネット通販)事業と連携し、ローソン店舗での商品受け取りや店舗を拠点とした発送サービスの展開も検討する。

 ローソンは2015年3月にマニラ市内に1号店を出店し、フィリピンに進出した。現地の小売大手ピュアゴールド・プライスクラブと設立した合弁会社を通じて店舗を展開する。当初は20年度までに500店舗の出店を目指していた。

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