【セブンイレブン】初の専用野菜工場、プライムデリカが運営
セブン-イレブン・ジャパンは11月28日、同社に調理パンやサラダなどを供給するプライムデリカ(神奈川県相模原市)が12月1日、専用の野菜工場を2019年1月から稼働させると発表した。
セブン-イレブン専用の野菜工場の開設は今回が初めて。プライムデリカが相模原市南区で運営するセブン-イレブン向け食品専用工場と直結しており、リーフレタス3種を生産する。生産したリーフレタスは外気に触れることなく食品専用工場に運ばれ、セブン-イレブンで販売するサラダなどに加工される。
野菜工場で生産した野菜を使った商品は、神奈川県内のセブン-イレブンの一部店舗から取り扱いを開始、順次販売店舗を増やしていく。20年夏頃にフル稼働を始めると、生産量は1日当たり約3トンとなる。
野菜工場では玉川大学と共同開発したLED光制御技術を活用、また、安川電機の自動化技術を種まきから収穫までの全工程で取り入れる。
プライムデリカにはプリマハムとセブン-イレブンが共同出資しており、各地でセブン-イレブン向けの食品専用工場を運営している。