【セブンイレブン】宅配サービス拡大に向けセイノーと提携

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 セブン-イレブン・ジャパンは4月21日、商品の宅配やご用聞きサービスの拡大に向け運輸大手のセイノーホールディングス(HD)と業務提携したと発表した。

 セイノーHDの完全子会社、GENie(ジーニー、東京都中央区)が女性を中心とした配達要員を雇用、専用車両を使ってセブンイレブン加盟店から顧客宅へ商品を届ける。配達の際に商品の注文を受けるご用聞きや高齢者の安否を確認する見守りサービスも行う。

 セブンイレブンは日替わり弁当や総菜を届ける「セブンミール」のサービスを2000年から開始。現在は全1万9000店舗余りのうち8割近い1万5000店舗で、加工食品などを含め約2000品目の商品の宅配サービスを行っている。注文金額500円以上で配達料は無料となる。

 これまでは、加盟店の店員が配達やご用聞きを行っていたが、セイノーHDと提携して専任の配達要員を確保することでサービスの拡大を図る。配達の委託費用は加盟店が負担するが、当面の間は一部費用をセブンイレブン本部も負担する。

 3月末現在ですでに広島県などの一部エリア約150店舗でジーニーが配達を受託しており、19年2月末までに全国3000店舗に広げる。

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