【ローソン】「スリーエフ」281店舗を「ローソン・スリーエフ」に転換

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 ローソンとスリーエフ(横浜市)は4月12日、神奈川県と東京都(一部、千葉県を含む)にある「スリーエフ」281店舗を今夏から順次、「ローソン・スリーエフ」に転換すると発表した。

 両社は16年4月に資本業務提携し、ローソンはスリーエフに4.6%を出資。同9月から千葉県・埼玉県の「スリーエフ」約90店舗を順次、「ローソン・スリーエフ」に転換してきた。

 スリーエフは神奈川県を中心に首都圏で438店舗(3月末現在)を展開しているが、17年2月期は3期連続となる営業赤字を見込むなど、業績は厳しい。今後は「ローソン・スリーエフ」を運営する子会社、エル・ティーエフ(同)の管理事業、店内で調理したベーカリーや弁当などを販売するファーストフード強化型コンビニ「gooz(グーツ)」の運営事業、自社開発商品の供給事業の3つを軸に黒字化を図る。

 なお、ローソンはスリーエフからエル・ティーエフの株式を所得して出資比率を49%に引き上げる。「ローソン・スリーエフ」に転換する店舗の資産と権利業務の一部を取得する対価として、ローソンはスリーエフに117億円を支払う予定。

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