【スギHD】 ３～８月期の営業利益は129億円、期初予想上回る
ドラッグストア大手のスギホールディングス（愛知県安城市）が発表した2015年３～８月期の連結業績は、売上高が前年同期比7.5％増の2081億円、営業利益が11.7％増の129億円だった。期初予想に比べて売上高で約43億円、営業利益で約８億円上回った。
消費増税後に消費が冷え込んだ前年の反動もあって、４月以降は既存店の売上高が好調だった。30店舗を新設（８店舗を閉鎖）した出店効果も売上げを押し上げた。利益率の高い処方薬の販売が伸びたことなどから、売上総利益が9.1％増と売上高の伸びを上回ったことが予想超える営業利益の伸びにつながった。
16年２月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は5.6％増の4050億円、営業利益は5.5％増の220億円を見込む。
