【米ウォルマート】 プライス氏がアジア部門のトップに復帰
米ウォルマート・ストアーズは11月4日、スコット・プライス氏がウォルマート・アジアの社長兼最高経営責任者(CEO)に復帰すると発表した。
プライス氏は2009年から同職を務めていたが、今年4月に退任、国際戦略と事業開発を担当する上席執行役員(エグゼクティブ・バイス・プレジデント)に就任していた。プライス氏の後任としてアジア部門のトップに就いたグレッグ・フォラン氏が7月にウォルマート米国事業の社長兼CEOに転じたことから、アジア部門トップが空席となっていたため、プライス氏が現職と兼務で就任することになった。今年4月までは香港にあるウォルマート・アジアのオフィスで勤務していたが、今回は米アーカンソー州にあるウォルマート本社から指揮を執るという。
プライス氏はコカ・コーラやDHLで日本の責任者などを務めた後、ウォルマートに転じた。アジア部門トップとして日本、中国、インドでの事業を統括する。