【大手百貨店】 2月も売上高は好調を維持、揃って既存店プラスに

2014/03/05 00:00
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 上場百貨店大手4社が発表した2月の売上高(既存店ベース、速報値)は、各社揃って前年同月比プラスを維持するなど好調に推移した。4社すべてが前年比プラスとなるのはこれで4ヵ月連続だ。

 

 最大手の三越伊勢丹は4.0%増で13ヵ月連続のプラス。2月は首都圏で2度の大雪があったものの、基幹店の伊勢丹新宿本店が7ヵ月連続で2ケタの高い伸びとなるなど、大きな影響はなかった。

 

 大丸松坂屋百貨店は7.3%増、高島屋は3.8%増で共に4ヵ月連続のプラス。大丸松坂屋では15店舗中1店舗を除いて前年実績を上回り、子会社の博多大丸など地方百貨店3社もいずれもプラスとなった。高島屋は大雪の影響を受けなかった関西地区の6店舗が6.0%増と関東地区8店舗(2.6%増)より高い伸びを示した。

 

 阪急阪神百貨店は3.5%増で16ヵ月連続のプラス。阪急うめだ本店が13.4%増と好調で、16.8%減と落ち込んだ阪神本店の不振をカバーした。

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