【小売業販売額】 4月は0.1%減、天候不順など響き4ヵ月連続の減少

2013/06/03 00:00
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 経済産業省が発表した4月の商業販売統計(速報)によると、小売業販売額は前年同月比0.1%減の11兆5220億円だった。気温が低めに推移したことや週末に大雨が降ったりした影響で、全般的に客足が鈍った。

 

 その中でも、自動車小売業は新車販売が相次いだこともあって1.2%増、医薬品・化粧品小売業も2.5%伸びた。

 

 百貨店とスーパーを合わせた大型小売店は1.0%減の1兆5509億円。既存店ベースは2.3%減で共に2ヵ月ぶりのマイナスとなった。百貨店は高額品などが売れたものの、主力の衣料品の動きが鈍く既存店ベースで0.4%減、スーパーも衣料品の落ち込みが大きく3.3%減だった。

 

 コンビニエンスストアは大手の積極的な出店で2.5%増と2ヵ月連続のプラスだったが、既存店は2.6%減で11ヵ月連続のマイナスとなった。

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