【コンビニ売上高】 12年の既存店売上高は0.3%のマイナス、2年ぶり減少
日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の2012年1~12月の売上高は既存店ベースで0.3%のマイナスで、2年ぶりの減少となった。1~5月は客数の増加に支えられてプラスとなったが、6月以降は震災後のまとめ買い需要の反動減やたばこ需要の減少などで既存店の前年割れが続いた。
一方、全店ベースでの売上高は9兆264億円で4.4%の増加だった。大手が積極的な出店を続けた結果、店舗数が2508店の大幅な増加(前年比で5.6%増)となったことが大きかった。
同時に発表した12年12月の月次売上高は全店ベースで前年同月比3.1%増、既存店ベースでは2.0%の減少だった。既存店ベースでは7ヵ月連続のマイナスとなった。12月は全国的に気温が低く、降水量や積雪量も多かったため、客数が1.6%減少。客単価も0.4%のマイナスだった。