【ローソン】商品宅配サービスを17日から開始、15年度に売上高1000億円
ローソンはヤフーとの合弁会社スマートキッチン(東京・品川区)を通じて食品や雑貨の定期宅配サービス「スマートキッチン」を始める。
1月17日から会員登録を受け付け、2月1日から注文の受け付けをスタートする。スタート時点での取扱商品数は約1万1000品目だが、3月中旬時点では食品約8800品目、日用品など約1万4200品目の計2万3000品目に拡大。2015年度で会員数70万人、売上高1000億円を目指す。
注文を受けた商品は毎週1回、決まった曜日に届ける。配達時間帯の指定も可能。注文と配達の仕組みはネットスーパーより生協の個配に近い。
入会金や月会費は無料だが、関東地方と山梨県以外は東北・中部・近畿が210円、中国・四国が420円など地域別の送料がかかる。冷凍品の場合は、別途420円の送料(関東と山梨県は無料)が必要となる。
生鮮食品や加工食品のほかに下処理を済ませた食材をセットにした「10分で本格手料理」などオリジナル商品を取り揃え、他の宅配サービスとの差別化を図る。