【全国スーパー】 11月の既存店売上高は0.5%減、衣料品・住関品が健闘
日本チェーンストア協会がまとめた加盟57社(7873店舗)の11月の売上高は1兆299億円で前年同月比1.0%減、既存店ベースでは0.5%の減少だった。
既存店の前年割れは9ヵ月連続だが、寒さが強まり衣料品と住関品の動きが良かったことから、既存店は前年比微減にとどまった。
主力の食料品は2.6%減と振るわなかったが、コートなど冬物衣料が売れた衣料品は5.2%増と大きく伸び、寝具やカーペット、暖房器具が好調だった住関品も1.2%増と前年実績をクリアした。
食料品では水揚げの悪かった水産品が4.1%減と特に不調。鍋物野菜などが売れた農産品は1.3%減と比較的健闘した。