【ローソン】食品宅配事業に進出、ヤフーと共同で
ローソンは食品宅配事業に進出する。ヤフーと共同出資で新会社スマートキッチン(東京・品川区)を設立、来年1月中旬に専用ウェブサイト「スマートキッチン」を立ち上げ、サービスを開始する。
サービス開始当初は生鮮食品を含む食品と日用品、合わせて約1万1000品目の品揃えでスタート、2月には神奈川県座間市で専用の物流センターを稼働させ、3月時点で品揃えを約2万3000品目にまで拡大する。
コンビニエンスストアではセブンーイレブン・ジャパンが超小型電気自動車を使った宅配サービス「セブンらくらくお届け便」を一部地域で行っているが、品揃えは店頭で取り扱っている商品と子会社セブンミールサービスの宅配弁当に限られる。
これに対してローソンは専用の物流拠点を構え、品揃えを大型スーパー並みに増やすと共にサービス開始当初から全国配送に対応する。配送料は関東と山梨県が無料、それ以外の地域は有料とする。
スマートキッチンにはローソンが51%を出資、常務執行役員エンタテイメント・サービス本部長の加茂正治氏を社長として派遣している。