【リクルート】 仮想商店街「ポンパレモール」、来春をめどに開設
リクルートホールディングス子会社のリクルートライフスタイルは11月20日、2013年春をめどに仮想商店街事業「ポンパレモール」のサービスを開始すると発表した。
インターネット通販はアマゾン・ドット・コムのように自社で在庫を抱える直営型と、楽天が運営する「楽天市場」のようにネット上にショッピングモールを開設し、出店した小売店から家賃を徴収する仮想商店街型に大別できるが、リクルートは楽天市場と同じ仮想商店街型でネット通販市場に参入する。
リクルートは旅行予約サイトの「じゃらん」や飲食店情報・予約サイトの「ホットペッパーグルメ」などを運営しているが、ネット上で物販を手がけるのは初めて。
衣料、家電、食品、日用品、家具などの出店テナントを集めて、事業をスタートさせる予定。
経済産業省の「電子商取引に関する市場調査」によれば、2011年の国内の消費者向けEC（電子商取引）の市場規模は前年比8.6％増の８兆5000億円、そのうち小売・サービスは12.2％増の５兆8900億円となっている。
小売・サービス市場全体から見るとECが占める比率は３％弱に過ぎず、まだ成長の余地は大きい。
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