【スターバックス】 既存店堅調で営業利益は13.7%増の57億円、4~9月期
スターバックスコーヒージャパンが発表した2012年4~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比8.5%増の577億円、営業利益が13.7%増の57億円と増収増益だった。
過去最高の51店舗の既存店改装を実施した結果、既存店売上高が2.9%増と堅調に推移した。郊外のドライブスルー併設店を中心に21店舗を新設(11店舗を閉鎖)したことも増収要因となった。
原料のコーヒー豆の高騰があったものの円高メリットなどでほぼ相殺し、売上高総利益率は0.1ポイントの微減にとどめた。一方で販売管理費率は0.6ポイント改善した。
期初予想を売上高で7億6400万円、営業利益で4億8400万円上回ったが、13年3月期の通期予想は据え置いた。通期では60店舗程度を新設(20店舗程度を閉鎖)する予定で、売上高は前期比5.2%増の1134億円、営業利益は11.6%増の87億円といずれも過去最高を更新する見込みだ。