【外食売上高】5月は1.5%のマイナス、震災後の反動需要に一服感
日本フードサービス協会が発表した5月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比1.5%減だった。客数は0.9%増と前年をわずかに上回ったが、客単価が2.4%落ち込んだ。
売上高が前年実績割れとなるのは昨年9月以来、8ヵ月ぶり。5月は土日祝日の日数が昨年より少なく、また、震災後の外食需要の回復基調も一段落した。
主な業態別ではファミリーレストラン(0.2%増)、ディナーレストラン(2.6%増)、喫茶(1.6%増)がプラスとなる一方で、店舗数が最も多いファーストフードが3.2%のマイナス。パブ/居酒屋も0.8%のマイナスだった。