【ヤマダ電機】リサイクル事業の東金属を完全子会社化、5000万円出資
ヤマダ電機は5月1日、総合リサイクル・産廃処理事業の東金属(東京都江戸川区)を同日付で100%子会社化したと発表した。出資金額は5000万円。
東金属は昨年11月24日、東京地裁に民事再生手続き開始の申し立てを行い、ヤマダ電機は同日付で同社とスポンサー契約を結んでいた。ヤマダ電機が4億円を上限とする融資を行うなど再生を支援した結果、今年4月24日に民事再生計画の認可決定が確定、完全子会社化することを決めた。
ヤマダ電機は東金属の子会社化によって家電製品の販売からリサイクルまでのワンストップ化を実現できるとしている。同社は昨年、中堅住宅メーカーのエス・バイ・エルを子会社化しており、本業の家電販売と関連のある新規事業拡大に力を注いでいる。