【食品スーパー売上高】3月の既存店は3.3%減、前年の反動で落ち込む
日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体がまとめた加盟280社の3月の売上高(速報)は全店ベースで0.5%減、既存店ベースでは3.3%の減少だった。うるう年で営業日が前年より1日多かった2月は既存店ベースでは0.9%のプラスだったが、2ヵ月ぶりのマイナスとなった。昨年3月は震災後のまとめ買い需要があったため、その反動が出た。
商品別の売上高(既存店ベース)では、相場高の青果が3.2%増、需要が堅調な総菜が2.6%増とプラスになったが、昨年の反動の影響が大きい一般食品と非食品が共に8.3%減と大きく落ち込んだ。
エリア別では、復興需要のある北海道・東北が3.1%のプラスとなった以外、他の6地域はすべてマイナス。首都圏は7.0%減、関西は1.8%減だった。