【コンビニ売上高】2月の既存店売上高は4.8%増、寒さ追い風に伸び率回復
日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の2月の売上高は既存店ベースで前年同月比4.8%増と5ヵ月連続のプラスとなった。昨年10月の14.1%増をピークに既存店の伸び率が低下、1月は1.7%増にまで落ち込んでいたが2月は伸び率が回復した。
好調の要因は全国的に寒い日が続いたことで、ホット飲料や中華まん、おでんなどカウンター商品がよく売れたこと。また、うるう年で前年より営業日が1日多かったことから、既存店の客数が2.5%伸びた。客単価は2.3%増だった。
商品別の売上高(全店ベース)は、弁当・総菜などの日配食品が9.6%増、加工食品が5.3%増、たばこなど非食品が8.9%増。一部のチェーンが1等前後賞合わせて5億円の「東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ」を発売した効果で、サービス部門の売上げが43.0%増と大きく伸びた。