【カルフール】インドで2店舗目の卸店舗をオープン、外食や小売店向け
小売業世界第2位のカルフール(フランス)は11月28日、インドで2店舗目となる卸店舗をジャイプールにオープンしたと発表した。「キャッシュ&キャリー」と呼ばれる外食や小売店など向けの卸店舗で、店舗面積は5650平方メートル。食品や雑貨など1万品目以上を販売する。
インドでのキャッシュ&キャリー業態の出店は2010年12月のニューデリーに次いで2店舗目となる。2号店をオープンしたジャイプールはインド北西部にあるラジャスタン州の州都。
インドでは単一ブランド商品を扱う専門店を除いて外資小売業の進出が認められていなかったため、カルフールや米ウォルマートは卸店舗で進出している。ただ、インド政府はこのほど単一ブランドを扱う専門店以外でも外資の出資比率を51%まで認めることを決定したため、来年以降は外資小売業の進出が本格化するものと見られる。
カルフールもキャッシュ&キャリー以外の他業態で事業展開を図る方針を示している。