【H2Oリテイル】2014年度で食品スーパー80店舗の中期計画

2011/05/13 13:55
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 H2Oリテイリングは2015年3月期末に傘下の阪食が運営する食品スーパーの店舗数を現在の62店舗から80店舗に増やす計画を明らかにした。12年3月期からの4年間で食品スーパーの出店・改装に76億円を投じ、年間4~5店舗を新設する。

 

 H2Oリテイリングは、06年7月に関西が地盤のニッショーを買収して阪食に統合、阪食の売上高は11年3月期で898億円となっている。阪食のほかに食品製造・販売の阪急フーズなどを含むスーパーマーケット事業の営業利益は11年3月期で17億円だが、これを15年3月期に27億円にまで増やす。

 

 H2Oリテイリング全体としては、来年建て替え工事が完了して売り場面積が約1.4倍の8万4000平方メートルとなる阪急うめだ本店と阪神梅田本店(5万3000平方メートル)を中心に梅田地区だけで売上高3000億円、関西商圏で売上高5000億円を目指し、15年3月期で営業利益300億円の達成を目標とする。

 

 同社が発表した11年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.1%減の4650億円、営業利益が31.5%増の105億円だった。

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