【ゼンショー】外食産業で売上高トップに、マクドナルドを抜く
牛丼チェーン大手のゼンショーが発表した2011年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.0%増の3707億円となり、日本マクドナルドホールディングスを抜いて外食産業では国内トップとなった。
主力の牛丼事業で「すき家」の価格引き下げ効果などによって売上高が23.6%増の1600億円となるなど好調だった。12年3月期では売上高が8.8%増の4033億円、営業利益が33.0%増の234億円と年商4000億円突破を見込む。
日本マクドナルドは近年、直営店のフランチャイズ(FC)店舗への転換を進めているため売上高は減少傾向にあり、10年12月期では10.6%減の3237億円だった。ただ、FC店舗を含むチェーン全店ベースの売上高は2.0%増の5427億円となっている。
なお、ゼンショーは今年10月1日付で持ち株会社制に移行、社名をゼンショーホールディングスに改める。