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25年4月1日号 「買いたくなるPB」のつくり方

人件費および物流費の上昇、原材料価格の高騰、海外勢との調達競争の激化──。食品小売の商品開発を取り巻く環境はかつてないほどに厳しくなっています。

ただ、悪いことばかりではありません。終わりが見えない物価高の中、低価格ラインを中心とした食品プライベートブランド(PB)は着実に支持を集め、ナショナルブランド商品からのブランドスイッチの動きもあって、その存在感はいっそう大きくなっていることも確かです。

これまでのような商品開発が困難になる中、食品小売はどのような体制で、どんな商品を生み出そうとしているのか。有力チェーンへの取材、消費者調査などを通じて、物価高時代の商品開発について考えてみます。

編集後記

 2018年1月より務めてきたダイヤモンド・チェーンストア誌の編集長職を離れます。在任期間は、コロナ禍による消費者、小売、働き方の大変化が起こりましたが、読者の皆さまのおかげで小売業界の革新のための提案を続けることができました。
 25年に入り、大きな再編が相次いでいます。新たな時代の到来が予感されるなか、新進気鋭の編集長・雪元史章が本誌をさらに進化させてまいります。私は編集局次長として販売全般の数値責任を担いますので、ぜひ、本誌およびオンライン有料版の末永いご愛読と周囲の皆様への強い購読推奨と斡旋をお願いします。

(阿部)

 小誌編集長に就任しました雪元史章と申します。業界のことなど何もわからない状態で編集部に飛び込んでから早10年。その間、取材にご協力いただいた皆様には心より御礼申し上げます。
 さて、今年に入って国内の小売業界は激変の様相を呈しています。直近でお会いしたアークスの横山清会長の言葉を借りれば、「本当に何が起こるかわからない時代に突入 し た 」。 そんなタイミングですので、あらためて気を引き締めながら、読者の皆さまにとって価値ある情報を届けてまいります。今後ともご協力、そしてご購読のほどよろしくお願い致します。

(雪元)

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