[マウンテンビュー(米カリフォルニア州) 7日 ロイター] – 米アルファベット傘下のグーグルは7日のブログで、広告会社によるユーザーの閲覧履歴追跡を制限するための新たなインターネットブラウザツールを数カ月以内に導入する計画だと明らかにした。
新ツールの導入により、ユーザーは特定の広告が表示される理由を把握しやすくなるという。
グーグルの広告担当の幹部はブログへの投稿で「人々は自分のニーズや関心に特化した広告を好むことが分かっている。ただしそれはこうした広告が透明性や選択性をもたらし、管理されている場合に限られている」と説明した。
新たなツールを使うと、グーグルのブラウザであるクロームのユーザーは、個人の設定を記憶しているクッキー(cookies)を削除することが可能になる。