ゆうちょ銀行は5月8日、スマートフォン(スマホ)アプリを使ったQRコード決済サービス「ゆうちょPay(ペイ)」を始める。サービス開始時点では、ヤマダ電機やエディオン、ケーズデンキなどの家電量販店、ウエルシア薬局やハックドラッグなどのドラッグストアを中心に使える。今後は、東急ハンズやコンビニエンスストアのミニストップ、牛丼チェーンの松屋などでも利用可能となる予定。
ゆうちょPayはアプリに表示されるQRコードをレジで読み取ると、ゆうちょ銀行の口座から代金が即時に引き落とされるデビットカード型の決済サービス。GMOペイメントゲートウェイが提供する決済サービス基盤「銀行Pay」と連携しており、銀行Payの加盟店でも利用できる。
銀行Payは、横浜銀行や福岡銀行、熊本銀行、親和銀行が導入済みで、沖縄銀行、北陸銀行、北海道銀行も導入を予定する。
デビットカードの「J-Debit」を運営する日本電子決済推進機構(J-Debit)は2019年秋から、全国の銀行が幅広く参加するスマホ決済サービス「Bank Pay」を開始する予定で、今後は銀行口座直結型のスマホ決済が広がりそうだ。