当記事では人気ドラッグストアのSNS活用状況を調査しました。ドラッグストアは店舗運営自体にもそれぞれ個性が見られ、SNSの運用に関してもその戦略が表れているといえます。
そこでここでは、ドラッグストアごとの特徴をまとめたうえで、SNSをどのように活用しているかまで解説します（フォロワー数などは2021年12月現在のものです）。
ウエルシアのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
ウエルシアは、調剤薬局併設型ドラッグストアを全国でチェーン展開する企業です。事業方針に「ウエルシアモデル」を掲げており、以下の4つの柱を軸として、最も身近な医療機関として地域を支えることを目指しています。
- 調剤併設
- カウンセリング
- 深夜営業
- 介護
2021年2月末時点、ドラッグストア業界では売上1位を誇っています（ウエルシアホールディングス）。
SNS施策としてはTwitterやFacebook、Instagramなどを運営中。なかでもウエルシアグループ公式LINEのフォロワー数が1,000万人超と、同社のアカウントのなかでも群を抜いて多くなっています。お得なクーポンやキャンペーン情報、LINEスタンプなどの配信でフォロワー数を伸ばしています。
その他、公式キャラクターの「うえたん」によるTwitterや、30投稿と少ない投稿数でフォロワー数を伸ばしているInstagramも人気アカウントとなっています。
店舗規模や売上
| 会社名 | ウエルシアホールディングス株式会社 ウエルシア薬局株式会社 |
| 店舗数 | 1,957店舗 |
| 従業員数 | 3万7,951人（ウエルシア薬局株式会社） |
| 売上 | 9兆496億5200万円（2021年2月） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.welcia.co.jp/ja/index.html https://www.welcia-yakkyoku.co.jp/ |
| LINE | ウエルシアグループ公式アカウント フォロワー数約1,050万7,000人 |
| https://twitter.com/welciacom フォロワー数約5,800人 https://twitter.com/welcia_jp フォロワー数約30万3,000人（ウエルシア公式キャラクター「うえたん」） |
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| https://www.facebook.com/welciacom/ フォロワー数約200人 |
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| https://www.instagram.com/welcia_official/ フォロワー数約7,500人 https://www.instagram.com/welcia_yakuzaishi_saiyo/ フォロワー数約800人（ウエルシア薬局薬剤師） |
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| その他SNS | なし |
| アプリ | あり（Tポイントと連動したクーポン、チラシ、キャンペーン情報、処方箋受付） |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | https://www.e-welcia.com/ |
ツルハHDのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
ツルハドラッグは北海道から四国まで、多店舗を展開するドラッグストアとして知られています。ドミナントエリア戦略により、地域集中出店を進め、店舗網の拡大を図っています。
SNSはLINEやFacebookも開設されていますが、なかでも注目すべきはTwitterとInstagramでしょう。両アカウントは連動した形で効率的に運用されつつ、SNSの特性に合わせた雰囲気が作られています。Instagramは白基調の画像が中心ですっきりとした印象のアカウントです。なかには手書き風の文字入れがされた、インスタグラマー風の投稿も見られ、女性に人気が出そうなおしゃれな雰囲気です。TwitterにはInstagramで投稿されたおしゃれな画像も投稿されますが、メーカーの広告やキャンペーンなども投稿され、より広告らしい運用になっています。Twitter限定のリツイートキャンペーンなども行なわれており、フォロワー数も13万人以上と賑わっています。
店舗規模や売上
| 会社名 | 株式会社ツルハホールディングス |
| 店舗数 | 2,459店舗（2021年11月15日現在、国内連結店舗数） |
| 従業員数 | 1万810人（2021年5月） |
| 売上 | 9,193億300万円（2021年5月期） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.tsuruha-hd.com/ |
| LINE | 店舗ごとのアカウントあり |
| https://twitter.com/tsuruhaofficial フォロワー数約13万人 |
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| https://www.facebook.com/tsuruha.drug/ フォロワー数約6,500人 |
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| https://www.instagram.com/tsuruha_official/ フォロワー数約2万8,000人 |
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| その他SNS | YouTube |
| アプリ | あり（ポイントカード、店舗検索、クーポン、お薬手帳アプリとの連携） |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | https://shop.tsuruha.co.jp/ |
コスモス薬品のソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
コスモス薬品は福岡に本社を置くドラッグストアチェーンで、九州や西日本を中心としつつ、首都圏にも徐々に店舗を増やしています。日本でも初めてとなる「小商圏をターゲットとしたメガドラッグストア」という新しいビジネスモデルを構築。ドラッグストアだけでなく食品スーパーやコンビニエンスストアといった店舗も競合店とし、可能な限りの大型店舗で小商圏における需要を満たすことを目指しています。そのため、医療品や日用品だけでなく、食品なども販売しており、惣菜のプライベートブランドなど、幅広く商品展開しています。特売やポイントカードによるお得ではなく、「毎日安い」を実現するドラッグストアです。
SNS施策は重視していないようで、2021年現在はTwitterやInstagramといったアカウントの開設はありません。ネット通販サイトは構えていますが、あくまでも実店舗を中心として。地域密着で存在感を発揮する戦略が中心という印象です。
店舗規模や売上
| 会社名 | 株式会社コスモス薬品 |
| 店舗数 | 1,172店舗（2021年11月30日現在） |
| 従業員数 | 3万8,434人（2021年5月末） |
| 売上 | 7,264億2,400万円（2021年5月期） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.cosmospc.co.jp/ |
| LINE | なし |
| なし | |
| なし | |
| なし | |
| その他SNS | なし |
| アプリ | あり（クーポン、チラシ） |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | https://netshop.cosmospc.co.jp/ https://mall.jd.hk/shop/cosmos/index.html |
マツモトキヨシのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
マツモトキヨシは、北は北海道から南は沖縄まで、さらに海外にも多数の店舗を持つ、大手ドラッグストアチェーンです。
マツモトキヨシのSNS施策で柱となっているのはLINEアカウントで、2,000万人以上のフォロワーがいます。配信頻度は月2回ほどで多くはありませんが、広告とともに毎回LINE限定のクーポンが配布され、フォローすることで購入時に得するアカウントになっています。Instagramも開設しており、こちらは商品紹介のフィード投稿がメインです。サプリメントや美容品から日用品など幅広いジャンルの商品が紹介されています。フォロワーとのコメントやりとりなどはあまり目立たず、普段は企業からの発信に特化している印象です。ただし、特定のタグを付けた商品画像シェアは随時募集していて、該当する投稿についてはリポストやストーリーでシェアすることもあるようです。
店舗規模や売上
| 会社名 | 株式会社マツモトキヨシグループ |
| 店舗数 | 1,764店舗（海外店舗含まず）（2021年3月期） |
| 従業員数 | 1万4,666人（2021年3月期） |
| 売上 | 5,569億700万円（2021年3月期） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.matsukiyo.co.jp/store/online |
| LINE | LINE公式アカウント フォロワー数約2,209万2,000人 |
| なし | |
| なし | |
| https://www.instagram.com/matsukiyo_official/ フォロワー数約1万9,000人 |
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| その他SNS | note |
| アプリ | あり（クーポン、特典付きゲーム、新着ニュース、ポイント会員証、口コミ検索、処方箋送信） |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | https://www.matsukiyo.co.jp/store/online |
スギのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
スギホールディングスは、ドラッグストア「スギ薬局」を中心としたチェーン店舗を展開しています。ネット通販は行なっておらず、実店舗の集客につなげるためのアプリ利用者増加に力を入れているようです。チラシやクーポンを配信するスギ薬局公式アプリのほか、お薬手帳専用アプリ「kakari」や、ウォーキングしながらポイントが貯まる「スギサポwalk」など、複数のアプリをそろえています。また、スギ薬局の特徴の一つが、ポイントプログラムの充実度です。ポイント交換専用サイトも開設されており、全国のお取り寄せグルメや季節ごとのキャンペーンなど魅力ある企画で盛り上げています。
一方で、SNS施策としてはあまり手広くは手掛けていない印象です。InstagramやFacebookのアカウントはなく、Twitterは開設しているものの、2012年から更新が止まっています。唯一フォロワー数を増やしているのがLINE公式アカウントで、2021年12月現在で1,200万人を超える登録者がいます。LINEでは、お得情報や店舗で使えるクーポンを配信。オリジナルアプリに関する投稿も定期的にされており、アプリ利用者を増やすための施策として活用されているようです。
店舗規模や売上
| 会社名 | スギホールディングス株式会社 |
| 店舗数 | 1,446店舗（2021年10月末現在） |
| 従業員数 | 6,710人（2021年2月末現在） |
| 売上 | 6,025億10百万円（2021年2月期） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.sugi-hd.co.jp/ https://www.sugi-net.jp/ |
| LINE | 公式アカウント フォロワー数約1,206万5,000人 |
| https://twitter.com/drug_sugi_net フォロワー数約800人 |
|
| なし | |
| なし | |
| その他SNS | YouTube |
| アプリ | 公式アプリ（ポイントカード、クーポン、チラシ）、kakari（処方箋アプリ）、スギサポwalk（ポイントアプリ） |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | なし |
サンドラッグのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
サンドラッググループは、ドラッグストアの「サンドラッグ」、「Drug Tops」、ディスカウントストアの「ダイレックス」を日本全国に展開しています。ネット通販サイトの展開に力を入れているのが特徴的で、公式サイトにも複数のサイトへのリンクが設置されています。
サンドラッグe-shop本店では、日用品、衣料品、化粧品から食料品やお酒まで、幅広い商品が購入できます。またヤフー（PayPayモール）やamazon、楽天など、大手プラットフォーム内の公式ショップも設けており、普段から各プラットフォームを利用している顧客が、自然に利用しやすい通販の仕組みを整えています。
SNS施策はそれほど積極的ではありませんが、Twitterは2018年から運営しており、ほぼ毎日投稿されています。アカウントのフォローとリツイートでプレゼントが当たるキャンペーンも定期的に行なわれ、2021年12月現在で18万フォロワー以上と、順調にフォロワー数を増やしています。
店舗規模や売上
| 会社名 | 株式会社サンドラッグ |
| 店舗数 | 直営709店舗、フランチャイズ62店舗（2021年3月末） |
| 従業員数 | 7,263人（2021年3月末）（パート、アルバイト含む） |
| 売上 | 6,343億1,000万円（2021年3月末） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.sundrug.co.jp/ |
| LINE | 公式アカウント フォロワー数約78万人 |
| https://twitter.com/sundrugofficial フォロワー数約18万7,000人 |
|
| なし | |
| なし | |
| その他SNS | なし |
| アプリ | あり（クーポン、チラシ） |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | https://ec.sundrug.co.jp/top/ https://wowma.jp/user/34889539 https://www.rakuten.ne.jp/gold/sundrug/ http://www.amazon.co.jp/shops/A21QKMIXDJ1EFP https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/sundrugec/top/ https://login.taobao.com/ |
ココカラファインのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
ココカラファイングループは、全国の8割を超すエリアに1,400店以上を出店し、現在も積極的な店舗展開を続けているドラッグストアチェーンです。立地に応じて最適な店舗形態をとっているのが特徴で、「都市型店舗」「商店街型店舗」「住宅地型店舗」「郊外型店舗」などのタイプで運営しています。2021年10月には、競合であるマツモトキヨシホールディングスとの経営統合も果たし、日本最大規模のドラッグストアグループになりました。
SNSはLINE公式アカウント、Twitter、Instagram、Facebookと、一通りのアカウントを開設・運用しています。Twitterは2013年から運営されており、フォロワー数も20万人弱とかなりの数を集めています。投稿内容はキャンペーン情報やプレゼント企画などで、宣伝の色が濃い印象です。
それに対してInstagramは女性が好みそうな色合いと、統一感のある画像の投稿で、おしゃれなカタログのようなアカウントになっています。投稿頻度はそれほど高くありませんが、SNSの雰囲気にあった運用で、着実にフォロワー数を伸ばしています。
店舗規模や売上
| 会社名 | 株式会社ココカラファイングループ |
| 店舗数 | 1,461店舗（2021年3月31日現在） |
| 従業員数 | 7,135人（連結）（2021年3月現在） |
| 売上 | 3,664億4,000万円（連結） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://corp.cocokarafine.co.jp/ |
| LINE | 公式アカウント フォロワー数約369万3,000人 |
| https://twitter.com/cocokarafineInc フォロワー数約19万8,000人 |
|
| https://www.facebook.com/cocokarafineInc/ フォロワー数約2万4,000人 |
|
| https://www.instagram.com/cocokarafine.inc/ フォロワー数約7,000人 |
|
| その他SNS | YouTube |
| アプリ | あり（クーポン、チラシ、ポイントカード会員証、マイ店舗登録） |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | https://www.cocokarafine.co.jp/ |
クリエイトSDのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
クリエイトSDは神奈川県を中心に店舗を展開するドラッグストアです。店舗のほかにネット通販サイトも設けています。自宅への配送はもちろん、店舗受け取りにすると配送料が無料になるなど、独自の利便性が特徴です。
アプリは、ポイントカードやチラシ機能のあるクリエイトエス・ディー公式アプリのほかに、処方せん送信・おくすり手帳アプリが利用可能です。クリエイト薬局へ事前に処方せんを送信できる利便性で、利用者増加を図っています。
店舗ごとのLINE公式アカウントはありますが、TwitterやInstagramなどは開設しておらず、現時点ではSNS施策にはあまり力を入れていません。インターネット上で店舗や商品情報を得る手段としては、ネット通販サイトのみとなっています。とはいえ、広告の品をはじめとした期間ごとのお買い得商品はかなり価格が安く、広告掲載商品を含めてネット通販サイトで購入・店舗取り置き可能というサービスは他にはない魅力といえるでしょう。
店舗規模や売上
| 会社名 | 株式会社クリエイトSDホールディングス 株式会社クリエイトエス・ディー |
| 店舗数 | ドラッグストア659店舗、調剤専門薬局36店舗（2021年5月末現在） |
| 従業員数 | 1万880人（2021年5月現在）（パートナー、アルバイト含む） |
| 売上 | 3,319億円（2021年5月期実績） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.createsdhd.co.jp/ https://www.create-sd.co.jp/ |
| LINE | 店舗ごとの公式アカウントあり |
| なし | |
| なし | |
| なし | |
| その他SNS | なし |
| アプリ | あり（クーポン、ポイントカード、チラシ、電子マネーチャージ）、処方せん送信・おくすり手帳アプリ |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | https://netshop.create-sd.co.jp/shop/ |
クスリのアオキのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
クスリのアオキは北信越を中心に、関東、東海近畿、東北へと出店エリアを広げているドラッグストアです。医薬品や化粧品を中心としつつ、日用雑貨や食品、小物衣料などの生活必需品を加えた店舗を展開しています。ショートタイムショッピングをコンセプトとしており、短時間で効率的に買い物ができる売り場作りとともに、地域に不可欠な店舗として来店頻度を高める業態運営を目指しています。
SNS運営には注力していないようで、唯一開設されているTwitterもツイートはされていません。フォロワー数も、開設から10年程度で500人程度にとどまっています。ネット通販サイトはあり、通常の会員登録のほかにメルマガ会員登録も可能となっています。広く浅く集客するというよりは、店舗のある地域密着での集客を目指している印象です。
店舗規模や売上
| 会社名 | 株式会社クスリのアオキホールディングス 株式会社クスリのアオキ |
| 店舗数 | 780店舗（2021年11月20日現在） |
| 従業員数 | 常勤社員3,990人、平均臨時雇用者数5,634人（2021年5月期） |
| 売上 | 3,058億8,000万円（2021年5月期現在） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.kusuri-aoki-hd.co.jp/ https://www.kusuri-aoki.co.jp/ |
| LINE | なし |
| https://twitter.com/kusuri_aoki フォロワー数約500人 |
|
| なし | |
| なし | |
| その他SNS | なし |
| アプリ | 公式アプリ（クーポン、チラシ、ポイントカード） 、処方箋受付アプリ |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | http://shop.kusuri-aoki.co.jp/shop/ |
アインのソーシャルメディア公式アカウント・アプリ
アインは調剤薬局・コスメ＆ドラッグストアを中心に全国に店舗を展開している企業です。調剤薬局の数は1,000店舗を超え、北は北海道から南は沖縄まで幅広く出店しています。また病院や官公庁、大学やオフィスビル内の売店事業も展開しています。小売りは都市部を中心として、コスメ販売をメインとした「AINZ&TULPE（アインズ&トルペ）」を出店。AYURA（アユーラ）などのオリジナルコスメブランドを複数持ち、ブランドごとのファンも多く獲得しています。
SNSではアイングループとしてのアカウントではなく、個別の主力人気ブランドをテーマにしたアカウントをそれぞれ立ち上げています。AYURAについては、Twitter、Instagram、Facebook、YouTubeと満遍なく運営しており、特に力を入れている印象です。またブランドごとの通販サイトも運営しており、各SNSに紐付けられています。
店舗規模や売上
| 会社名 | 株式会社アインホールディングス |
| 店舗数 | 調剤薬局 1,065店舗、コスメ&ドラッグストア 69店舗（2021年4月期末） |
| 従業員数 | 1万3,065人（2021年4月末） |
| 売上 | 2,973億575万円（2021年4月期） |
SNS展開
| 公式Webサイト | https://www.ainj.co.jp/ |
| LINE | AYURA公式アカウント フォロワー数約13万人 ル・トロワ公式アカウント フォロワー数約7,200人 |
| https://twitter.com/ainztulpe フォロワー数約3万5,000人（アインズ＆トルペ） https://twitter.com/ayura_official フォロワー数約3,500人（AYURA） |
|
| https://www.facebook.com/ayura.jp/ フォロワー数約2万2,000人（AYURA） |
|
| https://www.instagram.com/ayura.official/ フォロワー数約3万8,000人（AYURA） https://www.instagram.com/le_trois.official/ フォロワー数約1,300人（ル・トロワ） https://www.instagram.com/ainztulpe.official/ フォロワー数約2,500人（アインズ&トルペ） |
|
| その他SNS | YouTube（アイングループ）、YouTube（AYURA）、YouTube（アインズ&トルペ） |
| アプリ | あり（お薬手帳） |
| ネットスーパー | なし |
| ネット通販 | https://webstore.ainztulpe.jp/ https://www.ayura.co.jp/ |
まとめ
| LINE | ||||
| ウエルシア | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ツルハHD | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| コスモス薬品 | – | – | – | – |
| マツモトキヨシ | 〇 | – | – | 〇 |
| スギ | 〇 | 〇 | – | – |
| サンドラッグ | 〇 | 〇 | – | – |
| ココカラファイン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| クリエイトSD | 〇 | – | – | – |
| クスリのアオキ | – | 〇 | – | – |
| アイン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
各ドラッグストアのSNS運用を見てみると、幅広く活用している企業とまったく注力していない企業とで、差が大きいことがわかります。ただし、SNSアカウントを積極的に展開していないドラッグストアは、「活用できていない」というよりは、あえて注力していないという印象です。
プライベートブランドやコスメブランドなどを持つ企業はSNSの拡散力を利用し、地域密着型の戦略をとる企業はネット通販やアプリに注力するなど、店舗ごとの特徴がSNS運用方法にも出ているといえるでしょう。