【オンライン無料開催】DCSオンライン カンファレンス
小売業 レジリエンス経営 データ分析・活用の高度化で実現する成長戦略

【講演①】
「デジタル変革によるSMのニューフォーマット創造」 “顧客の感動を呼び起こす”テクノロジー活用の実践アプローチ

株式会社カスミ取締役 執行役員 ビジネス変革本部マネジャー 兼 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社 デジタル本部企画担当
満行 光史郎 氏

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは傘下のスーパーマーケット（SM）3社（株式会社マルエツ、株式会社カスミ、マックスバリュ関東株式会社）の５２４店舗(2020年12月17日現在)にて、コロナ禍のニューノーマル時代の環境変化に対応して、新しいSMのニューフォーマットづくりに挑戦しています。セルフレジの導入や「Scan＆Goサービス」の拡大導入、「オンラインデリバリー」の拡大、デジタルサイネージを活用したマーケティング＆データ活用の強化など「顧客の感動を呼び起こす」ためのデジタル変革に取り組まれております。これまでのデジタル変革のお取り組みと未来に向けてSMのニューフォーマット創造について事例を交えて紹介いたします。

2004年、東京海上火災保険(株)に入社。法人営業部に勤務した後、2008年にデロイトトーマツコンサルティング(株)に入社。国内の日系・外資系企業に経営統合プロジェクトに従事。その後KPMGマネジメントコンサルティング株式会社に移籍し、国内・海外でM＆A、経営統合プロジェクトに従事。2014年に日清食品ホールディングス株式会社に転職。インドネシア現地法人の戦略・財務管掌取締役に就任し、地場企業との合弁解消、および　独資による事業拡大を担う傍ら、新規事業で無人店舗事業を開始。2019年3月に(株)カスミに入社し、同社ビジネス変革を担当。同年５月に執行役員、翌年５月に取締役に就任。2020年3月よりUSMHデジタル本部企画担当を兼務。

【講演②】 

「新型コロナ禍（COVID-19）でも適応する需要計画と在庫マネジメントとは」

SAS Institute Japan株式会社 ソリューション統括本部
エンタープライズアナリティクスプラットフォームグループ コンサルタント
阿保 匡司 氏

流通業や消費財メーカーは、これまでも市場変化や多様なニーズに応えるために、サプライチェーンの最適化が重要な経営課題と言われてきましたが、近年のビジネス環境の変化の加速や新型コロナウィルス感染症（COVID-19）の感染状況により、これまで以上にサプライチェーンの計画や意思決定の高度化が求められています。本セッションでは、そのような状況下でもサプライチェーンの最適化を実現するために重要となる、アナリティクスを活用した需要計画や在庫マネジメントについてご紹介し、また、それらを支えるSASソリューションを事例とともにご紹介いたします。

〈阿保 匡司 氏 プロフィール〉

2018年 SAS Institute Japan株式会社 入社。
製造業、流通・小売業、運輸業等に、主にサプライチェーンやロジスティクスに係る課題を解決するためのSASのアナリティクスと、そのシステム導入の提案を推進。
分析テーマとしては、需要計画、在庫最適化、輸送最適化等に関するテーマが多い。

【講演③】

「顧客起点のデータ活用による流通マーケティングの革新」

サントリー酒類株式会社
営業推進本部 部長 リテールＡＩ推進チーム シニアリーダー
中村 直人 氏

コロナ禍のニューノーマル(新様態)時代の中で、顧客の価値観や購買行動が大きく変化しています。その中でメーカーのマスマーケティング戦略の転換が迫られています。テクノロジーの活用によってリアル店舗の顧客の購買行動を分析して「顧客の見える化」を図り、顧客理解を深め、「顧客の体験価値最大化」に向けた取り組みが求められています。 流通企業と協力して取り組んできたID-POSデータ分析の高度化、AIカメラを活用した棚割り確認システムの活用など、テクノロジーを活用した顧客購買行動の分析・データ活用の実際と顧客起点の流通マーケティングの革新についてご紹介いたします。

1992年サントリー株式会社入社。東京・札幌・大阪などで営業とマーケティング部署を経験し2011年から営業推進本部にて、営業戦略の構築や推進業務を担う。現在はデジタルテクノロジーを活用し、新たなビジネスモデルの構築を目指してカテゴリーマネジメントからショッパーマーケティングを革新し、流通企業との取り組みを強化している。顧客起点のデータ活用による流通マーケティングを推進。