チョコレート効果「健康を気にする大人がきっと驚く」とっておきの切り札


 カカオ豆の原料価格高騰を受け、チョコレート製品全体の店頭価格が上昇している。とくに、カカオ分の割合が高い「チョコレート効果」は、原料高騰による影響を大きく受けており、価格転嫁に伴う顧客離れを防ぐため、さらなる付加価値の提供が課題となっている。

 明治は、2006年から独自のカカオ農家支援活動「メイジ・カカオ・サポート」を推進。これはカカオ豆生産の持続可能性を高めることを目的に、さまざまなパートナーと協働しながら、カカオ豆の品質向上のための技術支援や農家の生活向上など、社会課題の解決に取り組むものだ。こうしたサステナブルな活動は、ブランド価値の向上にも寄与している。

「医師が奨める」ベネフィットをWEB CMで配信

 また、25年春にはパッケージに「医師推奨」マークを付与し、健康志向層への訴求を強化する。家庭の医学リサーチの調査によると、毎日の健康管理を重視する医師944名のうち、93.0%が「チョコレート効果」を「奨めたい」と回答(※)しており、この結果をパッケージに反映させることで信頼性を高める。

 さらに、お笑いタレントのチャンカワイさんを起用したWEB CMを配信し、「医師も奨める」というベネフィットを前面に打ち出すことで、新規ユーザーの獲得をめざす。加えて、俳優の石丸幹二さん演じる“チョコ先生”が食事前に「チョコレート効果」を勧める様子を描いたテレビCMも放映し、喫食シーンの拡大を促進。明治はこうしたベネフィットの訴求に加え、ブランド価値を高めることで、さらなる成長を図っていく。

※時事通信 家庭の医学リサーチ(メディカルトリビューン社)調べ 調査期間:2024年10月7日~10月19日 調査対象:全国の医師1007人

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