【デンソーウェーブ】50m先でもQRコードが読み取れるハンディターミナル
デンソーウェーブ(本社愛知県/柵木充彦社長)は、20cmの至近距離から50m離れた遠距離まで対応するQRコードを読み取り用の新ハンディターミナル「BHT-605QLWB」を開発、2012年春から受注開始する。
BHT-605QLWBは、様々な種類のバーコード、2次元コードの読み取りに対応し、幅広い読み取りレンジを実現したエンジンを搭載することにより、離れた場所からでもコードを読み取ることができるようになった。たとえば、パレット単位で入出庫管理を行う場合などでも、フォークリフトのオペレータが操縦席から直接バーコードや2次元コードをスキャンすることが可能になるなど、とくに、倉庫・物流業務の作業改善に貢献することが期待される。
商品の棚卸し時など、高所に保管している商品のコードをスキャンする場合も、商品を移動させることなく、効率的に作業を行うことができる。その他の特徴は、カラー表示、反転、太字、倍角など多彩な表示が可能で、保存された商品画像をカラーで表示することにより、検品業務やピッキング作業など画像での現品確認ができる。細身で握りやすいボディと落下衝撃などに耐える堅牢性を両立など。本体の供給開始は夏からで、国内で年間5千台を販売する計画。
幅広い読み取りレンジを実現。