【日本サムスン】液晶一体型ゼロクライアントの国内最大規模事例を提供 

2012/02/09 22:43
Pocket

 日本サムスン(本社東京/尹晋赫〈ユン・ジンヒョク〉社長)は、都内のIT企業に23.6 型液晶一体型ゼロクライアント「SyncMaster NC240」を約400 台納入し、2011 年12 月より運用を開始した。

 

 液晶一体型ゼロクライアント端末の納入実績としては国内で最大規模の導入事例となる。東日本大震災を契機に、有事の際の事業継続性確保と、電力不足懸念から、デスクトップの全面仮想化の要望があり、これに対応したもの。

 

 今回導入したゼロクライアントはHDD レスのシンクライアントをさらに進化させ、OS持たないシステムとしたことにより、情報漏洩やウイルス・スパイウェア対策性能が高まり、運用・保守・メンテナンスの費用も低減している。

 

 また、液晶一体型設計により、低消費電力と省スペースにも寄与しながら、電源を入れて10 数秒でログイン画面が立ちあがる速さも実現した。

 

 クラウド提供会社のデータセンターのサーバ上に仮想化されたデスクトップ環境を集中稼働させ、さらに、画面情報を効率よくIP プロトコルとして圧縮・転送する技術を用いたことで、約400 台のゼロクライアントにストレスのない仮想デスクトップ環境を提供可能としたもの。

約400台のゼロクライアントにストレスのない仮想デスクトップ環境を提供可能とした。
© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態