米店舗空室率、第2四半期は3年ぶりに低下=調査会社

2019/07/03 18:00
ロイター
Pocket

ニューヨークのショッピングセンター
7月2日、米不動産調査会社レイスによると、全米の近隣型・地域型ショッピングセンターの店舗空室率は第2・四半期に0.1%低下の10.1%と、2016年序盤以来の低下となった。写真はニューヨークのショッピングセンターで昨年12月に撮影(2019年 ロイター/Shannon Stapleton)

[2日 ロイター] – 米不動産調査会社レイスによると、全米の近隣型・地域型ショッピングセンターの店舗空室率は第2・四半期に0.1%低下の10.1%と、2016年序盤以来の低下となった。

小売り大手による店舗閉鎖が相次いだが、食料品店のほか、安売り衣料品店やトランポリン広場などのここ1年の新規出店が空室率の低下につながった。

屋内型のショッピングモールの空室率は9.3%で前期から横ばいだった。米百貨店JCペニーなどが店舗閉鎖を発表した影響がみられた。

近隣型・地域型ショッピングセンターの募集賃料の全国平均と実効賃料はともに前年比1.7%上昇した。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態