米店舗空室率、第2四半期は3年ぶりに低下=調査会社
[2日 ロイター] – 米不動産調査会社レイスによると、全米の近隣型・地域型ショッピングセンターの店舗空室率は第2・四半期に0.1%低下の10.1%と、2016年序盤以来の低下となった。
小売り大手による店舗閉鎖が相次いだが、食料品店のほか、安売り衣料品店やトランポリン広場などのここ1年の新規出店が空室率の低下につながった。
屋内型のショッピングモールの空室率は9.3%で前期から横ばいだった。米百貨店JCペニーなどが店舗閉鎖を発表した影響がみられた。
近隣型・地域型ショッピングセンターの募集賃料の全国平均と実効賃料はともに前年比1.7%上昇した。