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ウエルシアHDが3~11月期の決算を発表、調剤併設店舗の増加が奏功

ウエルシア
調剤併設店舗の増加が好調の要因。

ウエルシアHDが1月8日、第3四半期連結決算(2019年3月1日~2019年11月30日)を発表した。純利益が159億円(前年同期比21%増)、売上高は6412億円(11%増)。純利益は同期としては過去最高だった。

要因として、調剤併設店舗の増加(11月末時点1,393店舗)による調剤売上の伸長、勤務時間に柔軟性を持たせるなどの販管費のコントロール、ヘルスケア商品の新規開発などをあげている。

また、出店攻勢も強めている。特に東北、近畿を重点出店エリアとし、グループ全体105店舗の出店とした。また、岡山県を地盤とする金光薬品を子会社化、ウエルシアグループの店舗数は1,998店舗となった(第3四半期間末時点)。

ウエルシアHDは発表の中で、依然として消費者の節約志向や、他業態との競争激化により厳しい経営環境は続いており、店舗の改装や調剤併設店舗の増加を今後も進めていくとしている。