全国スーパー、10月の既存店は4.1%の減収、駆け込み需要の反動減
日本チェーンストア協会が発表した全国スーパー(加盟55社)の10月の売上高は、既存店ベースで前年同月比4.1%減だった。消費増税前の駆け込み需要の反動減があったほか、気温が高めに推移したことで季節商品が不振だった。前年実績割れは2ヵ月ぶり。
商品部門別の既存店売上高は、食料品が1.3%減、衣料品が15.1%減、住関品が7.2%減だった。
一方、日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の10月の既存店売上高(速報値)は1.7%減で、12ヵ月連続のマイナスとなった。商品部門別では、生鮮3部門が2.2%減、惣菜が0.3%減、日配が0.4%減など全部門で前年実績を割り込んだ。