日本玩具協会が発表した2018年度の国内玩具市場(希望小売価格ベース)は、前年度比5.0%増の8398億円となり、調査を開始した01年度以来の高い伸びとなった。
分野別で最も伸びたのは、「遊戯王OCG」や「ポケモンカードゲーム」が好調だった「カードゲーム・トレーディングカード」で、23.9%増の1086億円だった。サプライズトイや女児キャラクターが好調だった「女児玩具」も14.2%増の708億円と2ケタの伸びを記録した。
そのほか、「知育・教育」が2.5%増の1249億円、「男児キャラクター」が2.2%増の759億円、「男児玩具」が0.6%増の505億円となり、主要10分野が合計で7.0%増の5435億円と全体をけん引した。