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オフィスシェア大手ウィーワーク、第1四半期は赤字が縮小

ウィーワーク
5月15日、オフィスシェア大手「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーは、第1・四半期の純損失が前年同期の2億7400万ドルから2億6400万ドルに縮小したと発表した。シェアオフィス前の同社看板。ニューヨークで1月に撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 15日 ロイター] – オフィスシェア大手「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーは15日、第1・四半期の純損失が前年同期の2億7400万ドルから2億6400万ドルに縮小したと発表した。

売上高は7億2830万ドルに増加。3月の増加ペースを維持すれば、年間売上高は30億2000万ドルに達するとの見通しを示した。

利払い・税・償却前利益(EBITDA)は2億2000万ドルの赤字で、赤字幅は前年の1億0700万ドルから約2倍に拡大した。

手元資金は40億ドル。同社に出資しているソフトバンクからのワラント(新株予約権)を通じて4月15日に10億ドル増加した。2020年4月にさらに15億ドルを受け取る予定。

第1・四半期の会員数は46万6000で、前年同期の21万9000から増加した。従業員数が最低でも1000人の企業顧客は17万5000に増え、顧客全体の40%に達した。