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ヤオコー、30期連続で営業最高益、20年3月期も2.2%増の183億円を見込む

ヤオコー
ヤオコーが2019年3月期の連結業績を発表した

 ヤオコーが発表した2019年3月期の連結業績は、営業収益が前期比4.8%増の4350億円、営業利益が5.5%増の179億円、純利益は7.2%増の117億円と増収増益だった。営業利益は30期連続(単体ベース)で過去最高を更新した。

 食事の献立の提案や調理済み食品の販売など「ミールソリューションの充実」を図る一方、消費者の価格志向に対応するEDLP(常時低価格販売)を強化、ヤオコー単体の既存店売上高は1.3%伸びた。
 自社プライベートブランド(PB)「Yes!YAOKO」やライフコーポレーションと共同開発したPB「star select」の販売を拡充した結果、粗利益率は0.1ポイント改善した。

 ヤオコー単体で6店舗、子会社のエイヴイが1店舗の計7店舗を出店、グループ全体の店舗数は172店舗となった。今期はヤオコーが「川越今福店」(埼玉県川越市、開業予定6月)、「東松山シルピア店」(同東松山市、同7月)など4店舗、エイブイが1店舗を出店する計画だ。

 20年3月期の連結業績は、営業収益が3.0%増の4480億円、営業利益が2.2%増の183億円、純利益が0.4%増の118億円と増収増益を見込んでいる。

■ヤオコーの連結業績
営業収益 営業利益 当期純利益
2019年3月期実績 4,350(4.8) 179(5.5) 117(7.2)
2020年3月期予想 4,480(3.0) 183(2.2) 118(0.4)