猫の飼育頭数は堅調に推移、「ドライ」のグルメ志向がますます強まる
ユニ・チャーム
新フレーバー投入でラインアップが強化された「銀のスプーン 三ツ星グルメ お魚味クリーム」
2018年12月、猫用フードとして初めて※、カリカリ粒にクリームを絡めた新食感のフードとして登場した「銀のスプーン 三ツ星グルメ お魚味クリームまぐろ・かつお味」に、このほど新フレーバー2アイテムが登場した。注目度の高い新商品のラインアップ強化によって、グルメ市場の活性化につながる新しい主力商品として期待される。
※粒にライン状にクリームがけしたペットフード主要グローバルブランドにおけるペットフード対象(2018年8月ユニ・チャーム調べ)
トッピングとしても使用される傾向にあるスーパーグルメフード
猫の飼育頭数が堅調に増加するなかで、ペットオーナーの意識も変わり、猫はすでに家族の一員、わが子のような存在と位置づけられるようになってきた。機能性や栄養バランスはもちろん、味や嗜好性にこだわり、愛猫が喜ぶフードを与えたいというニーズはますます高まっている。
ユニ・チャームの主力猫ドライフードブランドの1つである「銀のスプーン 三ツ星グルメ」は、猫が毎日食べても飽きにくい嗜好性の高さ、食べきりサイズの個包装で常に新鮮であることなどが評価され、好評を得ている。
また同社の調査では、スーパーグルメドライフードを使用するペットオーナーの約5割は、こうしたスーパーグルメフードを「トッピング」として他のフードに加えて、味に変化をつけるといった工夫をする傾向があるという。
こうした動向を踏まえ、トッピングとしても使用できるフードとして、2018年12月に登場したのが「銀のスプーン 三ツ星グルメ お魚味クリーム」シリーズ。猫フードで初めてドライ粒の外側にライン状に「お魚味クリーム」をかけていることが大きな特徴だ。
さらにこのほど、2フレーバーをシリーズ商品に加え、スーパーグルメの新ブランドとして注目を集めている。
カリカリ粒にクリームをかけた新食感
19年3月に投入された新フレーバーは「まぐろ・鶏ささみ味」「まぐろ・たい味」の2アイテム。鶏ささみと鯛は、いずれもキャットフードとして人気の高いフレーバーとして知られており、3アイテムが出揃ったことで、本格的にスーパーグルメドライフード市場をけん引する商品として成長が期待される。
人気のポイントとなっているのは、独自の製法を採用した粒にかけられた「お魚味クリーム」。粒の外側にライン状にかけることで、味や香りが直接味わえる点だ。クリームとカリカリ粒の異なる食感を同時に味わうことができる。
味に飽きやすい猫の習性を踏まえ、多様な味わいや食感を提供することで、高い嗜好性を実現しているだけでなく、ペットオーナーにとっても、与えるのが楽しみなフードとなっている。
また無着色なので、健康機能食フードのトッピングとして使用するユーザー層も安心して使用することができる。
すでに使用しているユーザーからは、「猫の食いつきが違う」「食べている様子がとてもうれしそう」「見た感じがかわいい形で香りもよい」などと高い評価を得ている。
猫のスーパーグルメ市場はますます拡大する傾向にあり、より多様な付加価値が求められるトレンドだ。今回の新商品は、市場活性化につながる新たな提案として注目される。