18年の国内玩具販売は3%増、電子玩具、女児玩具、ゲームなどが好調

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GfKジャパン(東京都中野区)が2018年の玩具販売動向を発表した

 GfKジャパン(東京都中野区)が発表した2018年の玩具販売動向によると、全国の家電量販店や総合スーパー、インターネット通販で販売された玩具(テレビゲームやカードゲーム、ホビー関連、雑貨などを除く純玩具)は金額ベースで前年比3%増となった。

 販売金額全体の37%を占める男児玩具は1%減と低調だったが、電子玩具や女児玩具、ゲームなどが市場の伸びをけん引した。

グラフ:分類別金額前年比
グラフ:分類別金額前年比

 ディズニーやドラえもんなどのキャラクターを使った電子玩具は、平均価格が1万円以上と高額にも関わらず、クリスマス商戦期には人気商品が品薄になる売り場も見られた。2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されることもあり、今後も製品ラインナップの拡充が続くと見られる。

 女児玩具では、タカラトミーの「L.O.Lサプライズ!」シリーズなどのサプライズトイが動画投稿サイトやSNSで話題となり、幅広い層の需要を取り込んだ。ゲームでは、「すみっコあつめ」「たまごっちみーつ」など小型の液晶ゲーム機の販売が好調だった。

 電子玩具を含む基礎玩具、女児玩具、ゲームの販売金額はいずれも6%増となった。

 18年のクリスマス商戦(11月から12月第5週の9週間)は、前半はスロースタートとなったが、第5週にクリスマス当日や祝日と重なったこともあり後半に盛り返し、前年同期比では1%増だった。

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