2024年のハロウィンは、若年層とファミリー層が二大ターゲットに!?

稲垣 昌宏 (ホットペッパーグルメ外食総研上席研究員)
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「子どものためのお祭りとして良い」との回答割合が高い3060代女性

 「ハロウィン」に肯定的な人が答えた理由は以下のとおりだ。

  • 1位:「本来の意味と違っても日本風に楽しめば良い」(32.6%)
  • 2位:「子どものためのお祭りとして良い」(28.5%)
  • 3位:「経済効果がある」(26.7%

 3年連続で順位が同じだったが、回答割合は前年と比べて減少した。性年代別では、3060代女性で「子どものためのお祭りとして良い」、2040代男性で「たまにはめを外す機会として良い」、2040代女性で「飾りつけなどが楽しい」の回答割合が、ほかの年代や性別よりも高かった。

 全体的な今年の傾向としては、「外出や飲食を楽しみたい若者」と「子どもに楽しみを提供したいファミリー層」がハロウィン消費の二大ターゲットといえそうだ。小売店舗、それぞれの立地や客層と上記ターゲットをどうマッチングさせるかの勝負となるだろう。

【調査概要】インターネット調査、調査期間:2024年9月2日(月)~9月13日(金)、有効回答数:8124人(首都圏4717件、東海圏1222件、関西圏2185件、各ウエトイバック後件数)、全国47都道府県に住む20〜69歳の男女、マクロミルモニター)。

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記事執筆者

稲垣 昌宏 / ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員

エイビーロード編集長、AB-ROAD.net編集長、エイビーロード・リサーチ・センター・センター長などを歴任し、2013年ホットペッパーグルメリサーチセンター・センター長に就任。市場調査などをベースに消費者動向から外食市場の動向を分析・予測する一方、観光に関する調査・研究、地域振興機関である「じゃらんリサーチセンター」研究員も兼務し、「食」と「観光」をテーマに各種委員会活動や地方創生に関わる活動も行っている。肉より魚を好む、自称「魚食系男子」

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