食品スーパー大手のヤオコーは4月から、本社(サポートセンター)や生鮮加工センターなど5施設で使用する電力を再生可能エネルギー電源で発電したものに切り替えた。年間で約7900トンの二酸化炭素(CO2)排出量削減を見込む。
再エネ電力に切り替えたのは、本社、デリカ・生鮮センター、熊谷物流センター、川越研修センター、川越美術館の5施設。再エネ電力は、電力小売りのイーレックスの子会社、エバーグリーン・マーケティング(東京都中央区)が供給する。
エバーグリーンは、FIT(固定価格買取制度)で調達した再エネ電力にトラッキング付非化石証書を付加して、ヤオコーに供給する。ヤオコーの5施設で使用する電力は実質的に100%再エネ電力となり、電力消費に伴うCO2排出量はゼロになる。