7月1日から有料化、レジ袋の“適正価格”は○円!?
7月1日から、レジ袋の有料化が開始する。小売事業者にとって、リピーターを失うことになりかねないレジ袋の価格設定。果たして消費者は、いくらまでレジ袋にお金を払っていいと思っているのだろうか。日用品流通の情報基盤を運営するプラネット(東京都)の調査によれば、1円単位の価格設定の違いで、その許容度が大きく変わることがわかった。レジ袋の“適正価格”はいくらなのか。
7月1日、容器包装リサイクル法が省令改正されることに伴い、全国すべての小売店で原則としてレジ袋が有料化される。これにより、マイバックを利用する消費者が増えると見込まれるが、普段から持ち歩く消費者ばかりではないだろう。
リピート客をどれだけつくることができるかという点は、小売店舗にとって、長期的に店舗が存続できるかどうかを決める重要な要素のひとつ。レジ袋の価格が1円違うだけで大きな不満を持たれ、ライバル店にお客を取られてしまう、なんてこともあるかもしれない。
では、消費者はレジ袋にいくらまでなら払ってもよいと考えているのだろうか。プラネット(東京都)が調査企画し、全国4000人に対象とした消費者意識調査(実施期間:2020年6月1日~3日)の結果を見ると、消費者のレジ袋価格へのシビアな意識がわかった。
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