低価格メガネチェーン全盛時代に パリミキがハイブランド勝負で大幅増益の理由
立地特性に合わせた店舗改革

今回パリミキのDIGNA HOUSE原宿を訪れて驚いたのが、一見すると眼鏡店とは気づかないようなファッショナブルな外観と内装だ。メガネチェーン店といえば店舗のつくりが均一化されているのに対して、パリミキは店舗ごとに雰囲気が違う。
「前社長の時代からスクラップ&ビルドで店舗改革を続けている。メガネ店は立地が最重要であるという絶対条件は意識しながら、立地の雰囲気や顧客層に合わせた店舗設計をして、刺激的で魅力ある店舗づくりをしているのがパリミキの特徴」と恒吉氏は説明する。
店舗数は全盛期の半分程度になったが、店舗改革を進めたことは働く社員の意欲につながるはずだとの想いもある。

「昔ながらのイメージのメガネ屋さんよりおしゃれな店の方が、従業員もウキウキした気持ちで働ける。”働く舞台”を整えることで、お客さまとのコミュニケーションもより良いものになる。そのような想いも込めた店舗改革を進めている」(恒吉氏)






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