[東京 22日 ロイター] – LIXILグループは22日、本社機能の国外移転や国内の証券取引所での上場廃止・海外の証券取引所での上場について、現取締役・執行役の経営体制では経営戦略として検討しないと発表した。同日開催の取締役会で決議した。
国内外の基幹事業に注力し企業価値の向上を図ることが最重要事項との認識に基づくとしている。
前代表執行役会長の潮田洋一郎氏が、本社機能の国外移転と海外市場の上場などを長期的な企業価値向上のために最適な事業体制を模索する選択肢の一つとして検討していたが、1月に開示した通り取締役会で検討や決議した事実はない、としている。