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【チヨダ】業績不振で舟橋社長が辞任、後任に澤木取締役

 靴専門店大手のチヨダは3月20日、社長の舟橋浩司氏(56歳)が3月31日付けで辞任すると発表した。中期経営計画未達成の責任を明確にするため、本人から辞任の申し出があったという。後任の社長には取締役経理部長の澤木祥二氏(61歳)が4月1日付けで就任する。

 

 浩司氏は代表取締役会長の舟橋政男氏(84歳)の実子。博報堂を経て、1990年にチヨダ入社後、子会社のマックハウス社長などを経て2013年から社長を務めていた。

 

 チヨダは20年2月期を最終年度とする中期経営計画で連結ベースの売上高1427億円、営業利益108億円の達成を掲げているが、マックスハウスの業績不振などから19年2月期の業績予想を下方修正。売上高は前期比6.2%減の1197億円、営業利益は55.7%減の27億円にとどまる見通しだ。マックハウスでは前任の白土孝社長(64歳)が2月末で辞任している。

 

 チヨダの新社長に就く澤木氏は、1979年に入社、2015年から経理部長を務め、17年に取締役に就任した。