マーケティングトレンド 2021年春夏号
昨年4月に全国に緊急事態宣言が発令されてから1年。2020年はスーパーマーケット(SM)にとっては激動の年となりました。緊急事態宣言発令後は、とにもかくにも安定した商品供給が求められ、チラシや試食販売、大陳などの販促策は実施できず、また春夏の新商品は例年に比べると大幅に減少。にもかかわらず売上、利益ともに前年を大きく上回り、多くのSMにとってはまさに特需に沸いた年になったといえます。
2021年は、この激動の1年の裏年となります。とくに昨年春夏の売上を超えるのは容易ではなく、新店や既存店改装の前倒し、価格訴求でお客を呼び込むなど、なんとか昨年の売上の維持に務める企業が多く散見されます。
こうした中で、商品を供給するメーカーにとっても今年はチャレンジの年となります。まだまだ予断を許さない状況下で、どのような商品をどのようなマーケテイング策で打ち出していくのか。その情報を的確にとらえて伝えていく使命のもとに、昨年ご好評をいただいた商品情報特化型の特別別冊を、今春に再び発行する運びとなりました。ぜひ情報収集の一助としてご活用いただけると幸いです。
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