サンデー、上期は大幅減益
サンデー(青森県)が10月9日に発表した2025年2月期第2四半期決算(非連結2024年3月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比1.2%減の246億4,900万円、営業利益が75.1%減の1億3,900万円、経常利益が74.4%減の1億5,500万円で、減収・大幅減益となった。
上期の売上高については、猛暑に対応して早期に展開を始めたエアコン、地震や台風などへの備えとして提案を強化した防災関連用品、注力しているペット専門店Zoomore(ズーモア)をはじめとしたペット関連用品が好調に推移。既存店活性化や専門従業員の配置を通じて取り組みを強化しているリフォームも伸長した。
一方、春先に気温の低い日が続いたことから、DIYやガーデニング関連用品が低調に推移。また、7月から8月にかけて東北各地に被害を及ぼした豪雨や台風などの影響で、アウトドアや屋外作業用品の売上が低迷した。
売上総利益は売上高の減少を受けて2億600万円減の78億3,600万円。売上総利益率は0.4ポイントほど悪化して31.8%に低下した。一方、販管費については、2億1,500万円増の76億9,600万円となり、営業利益の4億2,100万円減少につながった。
なお、2025年2月期の業績については、売上高で2.4%増の485億円、営業利益で5.4%増の4億円、経常利益で2.9%増の4億7,000万円を見込み、増収増益を予想した。