ウエルシア、移動販売車「うえたん号」を千葉県我孫子市と埼玉県川口市で導入開始

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　ウエルシアホールディングスの完全子会社であるウエルシア薬局（東京都）は9月3日、千葉県我孫子市と埼玉県川口市における移動販売車「うえたん号」の運行開始を発表した。

　千葉県我孫子市では8月19日から、埼玉県川口市では9月2日からサービスが導入されている。これにより、全国での稼働は19自治体21台となる。

　「うえたん号」は、食品や生活日用品に加え、化粧品や一般用医薬品（要事前注文）を取り扱う。車両には大型モニターが搭載され、オンラインで店舗の薬剤師や管理栄養士との健康相談が可能で、クレジット・キャッシュレス決済、WAON POINT・Vポイント付与、公共料金の収納代行サービスなども提供する。

　同社は、地域社会への安心・安全の提供を目指し、移動販売に加えて地域協働コミュニティスペース「ウエルカフェ」を通じた高齢者支援や地域共生型の連携も進めている。この取り組みにより、住民同士の支え合い活動や地域コミュニティの創出にも寄与する考えである。